安倍内閣総理大臣記者会見

https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/statement/2020/0229kaiken.html

【安倍総理冒頭発言】

 新型コロナウイルスが世界全体に広がりつつあります。中国での感染の広がりに続き、韓国やイタリアなどでも感染者が急増しています。我が国では、そこまでの拡大傾向にはないものの、連日、感染者が確認される状況です。
 そして、現状においては、感染の拡大のスピードを抑制することは可能である。これが、今週発表された専門家の皆さんの見解であります。そのためには、これから1、2週間が、急速な拡大に進むか、終息できるかの瀬戸際となる。こうした専門家の皆さんの意見を踏まえれば、今からの2週間程度、国内の感染拡大を防止するため、あらゆる手を尽くすべきである。そのように判断いたしました。
 集団による感染をいかに防ぐかが極めて重要です。大規模感染のリスクを回避するため、多数の方が集まるような全国的なスポーツ、文化イベントについては、中止、延期又は規模縮小などの対応を要請いたします。スポーツジムやビュッフェスタイルの会食で感染の拡大が見られる事例がありました。換気が悪く、密集した場所や不特定多数の人が接触するおそれが高い場所、形態での活動も当面控えていただくとともに、事業者の方々には、感染防止のための十分な措置を求めたいと思います。
 そして、全国すべての小学校、中学校、高等学校、特別支援学校について、来週月曜日から春休みに入るまで、臨時休業を行うよう要請いたしました。子供たちにとって3月は学年の最後、卒業前、進学前の大切な時期です。学年を共に過ごした友達との思い出をつくるこの時期に、学校を休みとする措置を講じるのは断腸の思いです。卒業式については、感染防止のための措置を講じ、必要最小限の人数に限って開催するなど、万全の対応の下、実施していただきたいと考えています。
 学校が休みとなることで、親御さんには御負担をおかけいたします。とりわけ、小さなお子さんをお持ちの御家庭の皆さんには、本当に大変な御負担をおかけすることとなります。それでもなお、何よりも子供たちの健康、安全を第一に、多くの子供たちや教職員が日常的に長時間集まる、そして、同じ空間を共にすることによる感染リスクに備えなければならない。どうか御理解をいただきますようにお願いいたします。
 万が一にも、学校において子供たちへの集団感染のような事態を起こしてはならない。そうした思いの下に、今回の急な対応に全力を尽くしてくださっている自治体や教育現場の皆さんにも感謝申し上げます。
 企業の皆さんには、お子さんのおられる従業員の方々への配慮をお願いいたします。特に、日頃から人手不足に直面している中小・小規模事業者の皆さん、医療関係者、介護や保育の関係者の皆さんなどに大変な負担をおかけいたします。
 その軽減に向けて、小さいお子さんをお預かりできるよう、できる限りの対策を講じます。学童保育において、春休みと同様の対応を採ることなど、各自治体における様々な取組を国として全力で支援する考えです。保護者の皆さんの休職に伴う所得の減少にも、新しい助成金制度を創設することで、正規・非正規を問わず、しっかりと手当てしてまいります。
 私が決断した以上、私の責任において、様々な課題に万全の対応を採る決意であります。2,700億円を超える今年度予備費を活用し、第2弾となる緊急対応策を今後10日程度のうちに速やかに取りまとめます。
 新型コロナウイルスの感染が世界的な広がりを見せる中で、海外からの観光客の減少に加え、工場の製造ラインを維持できるのかといった不安も拡大しています。業種に限ることなく雇用調整助成金を活用し、特例的に1月まで遡って支援を実施します。
 中小・小規模事業者の皆さんが直面する課題について、その声を直接伺う仕組みをつくり、強力な資金繰り支援を始め、地域経済に与える影響にしっかりと対策を講じます。
 そして、この機に、感染拡大防止の観点からも、テレワークなど、IT技術を活用しながら、社会のあらゆる分野で遠隔対応を進め、未来を先取りする変革を一気に進めます。
 各地の主要な株式市場において、軒並み株価が大きく下落するなど、世界経済の動向も十分に注視しながら、そのインパクトに見合うだけの必要かつ十分な経済財政政策を行ってまいります。
 これまでに国内で新型コロナウイルス感染症を発症し、お亡くなりになった方は5名です。ダイヤモンド・プリンセス号の乗客の方からも6名がお亡くなりになられました。心より御冥福をお祈りするとともに、御遺族の皆様にお悔やみを申し上げます。
 多くの国民の皆さんが、今回のウイルスについて様々な不安をお持ちであると思います。ただ、クルーズ船も含め、これまで日本国内で陽性と判定された方々のうち140名を超える皆さんが既に回復し、退院しておられます。このウイルスに感染しても、多くは軽症であるとともに、治癒する例も多い。これが専門家の皆さんの評価です。
 その上で、季節性インフルエンザよりも入院期間が長くなる事例が報告されており、特に高齢者、基礎疾患を有する方については、重症化するリスクが高いと考えられています。そのため、政府としては、感染拡大の防止に引き続き全力を挙げる一方、重症者の発生を最小限に食い止めるべく、盤石な検査体制、医療体制を構築していく考えであります。
 PCR検査については、国立感染症研究所における対応に加え、先月来、全国にある地方衛生研究所、民間の検査機関、大学に対して試薬などの検査キットを積極的に提供し、その能力構築に努めてまいりました。その結果、現時点で、全国で1日当たり4,000件を超える検査能力があります。現在も、地方にある民間検査機関、大学に試薬などを提供し、一層の検査能力の拡大に努めてまいります。
 PCR検査については、検査がしたくても保健所で断られ、やってもらえないという御指摘をたくさん頂いております。保健所は都道府県や政令市の組織ですが、政府として、医師の判断において感染を疑う場合には検査を行うよう、これまでも繰り返し依頼を行ってきたところです。また、その地域の検査能力に限界があるために断られるといったことが断じてないように、広域融通によって必要な検査が各地域で確実に実施できるよう、国において仲介を行います。
 来週中に、PCR検査に医療保険を適用いたします。これにより、保健所を経由することなく民間の検査機関に、直接、検査依頼を行うことが可能となります。民間検査機関の検査能力も大幅に増強されます。
 加えて、現在、検査の中で2、3時間を要しているウイルスを検出するための作業を15分程度に短縮できる新しい簡易検査機器の開発を進めています。この1か月間、試薬の開発、精度向上などに取り組んできたところであり、3月中の利用開始を目指します。
 こうした取組を総動員することで、かかりつけ医など、身近にいるお医者さんが必要と考える場合には、すべての患者の皆さんがPCR検査を受けることができる十分な検査能力を確保いたします。
 重症化予防の観点からは、治療のために必要な病床の確保も重要です。全国で2,000を超える感染症病床がありますが、緊急時には感染症指定医療機関の病床を最大限動員し、5,000床を超える病床を確保いたします。病院への支援を行い、現時点で空いているベッドをすべて維持してもらうことで、患者が大幅に増加する事態にも万全の医療提供体制を整えます。
 今回のウイルスには、現時点でインフルエンザのように有効性が確認された治療薬がない。この点が世界的な不安の最大の原因となっています。そのため、現在、我が国では、いわゆるアビガンを含む3つの薬について、新型コロナウイルスに有効性があるかどうかを見極めるため、観察研究としての患者への投与を既にスタートしています。いずれも新型コロナウイルスを用いた基礎研究では既に一定の有効性が認められていることから、実際の患者の皆さんにその同意を得て使用することで治療薬の早期開発につなげてまいります。
 危機にあっては、常に最悪の事態を想定し、あらかじめ備えることが重要です。北海道では鈴木知事が緊急事態宣言を発出し、この週末、外出を控えるよう、道民への呼びかけを行っています。国も雇用調整助成金の特例を設け、非正規の方も含めて、休業となる方々への支援をしっかりと行ってまいります。必要となる物資の提供など、あらゆる協力を惜しまない考えであります。
 更に今後、一定の地域において急激な感染の拡大などが見られた場合にどのような措置を採るか。その具体化はもはや待ったなしです。既に政府として基本方針をお示ししているところでありますが、あらゆる可能性を想定し、国民生活への影響を最小とするために、立法措置を早急に進めてまいります。今後とも国民の健康と安全を守ることを何よりも最優先に、必要な措置は躊躇(ちゅうちょ)なく実施する考えであります。
 今回のウイルスについては、いまだ未知の部分がたくさんあります。よく見えない、よく分からない敵との闘いは容易なものではありません。率直に申し上げて、政府の力だけでこの闘いに勝利を収めることはできません。最終的な終息に向けては、医療機関、御家庭、企業、自治体を始め、一人一人の国民の皆さんの御理解と御協力が欠かせません。
 皆さんの暮らしに直結する決断には、当然、様々な御意見、御批判が伴います。内閣総理大臣として、そうした声に真摯に耳を傾けるべきは当然です。しかし、それでもなお内閣総理大臣として国民の命と暮らしを守る。その大きな責任を果たすため、これからも先頭に立って、為すべきことは決断していく。その決意であります。
 終息への道のりは予断を許しません。険しく厳しい闘いが続いていく。そのことも覚悟しなければなりません。本当に大変な御苦労を国民の皆様にはおかけしますが、改めてお一人お一人の御協力を、深く深くお願いする次第であります。しかし、私たちは必ず乗り越えることができる。そう確信しています。
 最後となりましたが、ダイヤモンド・プリンセス号の現場対応を含め、先月以来、ウイルスとの闘いの最前線で頑張ってくださっている医療関係者の皆さんを始め、すべての関係者の皆さんの御努力に心より敬意を表するとともに、これからもこの闘いに御協力を賜りますようにお願いを申し上げる次第であります。
 私からは以上であります。

以下省略

2020年2月29日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 院長

感染者“尿”から検出と報道 武漢市 退院患者も隔離措置

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20200223-00432643-fnn-int

当初から患者さん達に何度も警告していますが、外のトイレを使わないように、もし使う機会があれば30秒以上流水で流すように言っております。

https://family.saraya.com/kansen/noro/index.html

ノロウイルス感染症とは?

当初から何度も繰り返していますが、ノロウイルスのような感染症対策が必要で、家族内感染が出たら、アルコール消毒きちんと行ってください。

中国当局も隠しきれなくなってきたんでしょうね。

2020年2月23日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 院長

ノロウイルス感染症と同じ対策が必要です(ただしアルコール消毒でOK)。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200221-00010002-wired-sctch&p=4

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米疾病予防管理センター(CDC)のデータによると、クルーズ船においては昨年、10件のアウトブレイクが発生している。そのうち8件はノロウイルスだった。

「クルーズ船は、ありふれた風邪と嘔吐ウイルス、つまりノロウイルスのアウトブレイクが非常に起きやすいのです」と、クイーン・メアリー大学のウイルス学教授であるジョン・オックスフォードは、サイエンス・メディア・センターから出したコメントで指摘している。「船は必ず混雑していますし、乗客があれだけ多いと衛生レヴェルも落ちることがあります。実際に船上で適切に人々を隔離するのは不可能かもしれません。乗客は家に帰った時点で適切に隔離される必要があると、わたしは確信しています」

再掲します。

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https://family.saraya.com/kansen/noro/index.html

ノロウイルス感染症とは?

ノロウイルス感染症と同じような対策をすれば良いかと思います。なお、消毒薬は次亜塩素酸系消毒薬ではなく、アルコール系消毒薬で十分です。

2020年2月21日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 院長

やっと、エアロゾル感染と中国当局が認めました

Mホテルにおけるノロウイルスによる集団胃腸炎の発生について

豪華客船で大規模に感染が広がった理由が、これで説明がつくと思います。

どうして、WHO、厚労省などはエアロゾル感染を否定するのでしょうか?

http://idsc.nih.go.jp/iasr/28/325/pr3251.html

Mホテルにおけるノロウイルスによる集団胃腸炎の発生について

2020年2月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 院長

新型コロナウイルスの感染予防はどうすれば良いのか?

新型コロナウイルスは、低温高湿度環境下では最長9日間ほど、金属等の表面で生きられることが海外から報告され、その平均は4~5日間とのことです。糞便などによるエアロゾル感染が十分に考えられます。トイレ周辺を中心にアルコールウエットティッシュなどで、アルコール消毒をすることが大切です。

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https://family.saraya.com/kansen/noro/index.html

ノロウイルス感染症とは?

ノロウイルス感染症と同じような対策をすれば良いかと思います。なお、消毒薬は次亜塩素酸系消毒薬ではなく、アルコール系消毒薬で十分です。

2020年2月14日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 院長

新型コロナウイルス、和歌山の医師が感染(2020/2/13)

予想されたことですが、封じ込めが失敗し、すでにパンデミックになってしまったことを意味します。日本全国に拡散することは避けることは難しいです。では、どうすればいいのか?

各種報道によると、中国の当局がエアロゾル感染もあると発表していましたね(その後否定していますが…)。なお、間違って解釈している人達が多いようですが、これは空気感染ではありません。例えば、ノロウイルス感染症のように、新型コロナウイルス(covid-19)がついた糞便が乾燥し舞い上がって、それから感染すること意味します。

エアロゾル感染”とは? 新型コロナ解説|日テレNEWS24

http://www.news24.jp/articles/2020/02/10/07593180.html

また、国立感染症研究所感染症情報センターのHPから引用しますが、以下の事例は、某豪華客船の広がりと似ていると思いますよ。調理を行う人の排泄後の手洗いが不十分であったことなどが原因だったと報告されています。なお、ノロウイルスと違い、塩素系消毒薬ではなくアルコールで消毒すれば死滅しますので、WHOも言っていますがアルコール消毒が非常に重要かと思います。外のトイレを使うときには、必ず手洗いを行いましょう。ちなみに、大便をふいた紙をゴミ箱に捨てる(特に衛生環境が悪い地方の)中国での爆発的な広がりも理解できるかと思います。

(追加)屋形船で感染したという報道があり、しかも屋形船に乗船していた多数の人たちが発熱しています。ノロウイルス感染症と感染症と同じ経路と考えて間違いないと思います。

ノロウイルス感染による介護老人保健施設での集団発生事例-青森県
(Vol.28 p 149-150:2007年5月号)

https://idsc.niid.go.jp/iasr/28/327/pr3271.html

2007年1月に介護老人保健施設でノロウイルス(NV)による集団感染事例が発生したので、その概要を報告する。

弘前保健所に1月9日、管内の介護老人保健施設(入所者99名、職員65名、リハビリテーション通所者80~90名)から、施設内において嘔吐・下痢等の症状を呈する入所者が増えているという連絡が入った。保健所は直ちに食中毒および感染症を考慮して調査を行った。入所者の発症状況は1月6日に1名、7日2名の発症者であったが、8日には18名、9日10名とピークが見られた。また、その後の調査により、職員やリハビリテーション通所者も発症していることが判明した。11日以後は1日あたり5名前後の発症者があり、最終的に発症者は17日までに105名となった(図1)。

原因究明のための検査材料は、発症者10名(入所者9名、職員1名)、調理従事者15名(うち発症者2名)の糞便計25検体、厨房を中心としたふきとり6検体と、1月6日および7日の検食2検体であった。検食は2検体とも朝、昼、夕をプールして検査した。

NVの検出は、糞便はRT-PCR法と電子顕微鏡法により、ふきとりと検食はリアルタイムPCR法により行った。その結果、入所者および職員の発症者では全員から、調理従事者では15名中発症者2名を含む3名からNV genogroup II(NV GII)が検出された(表1)。ふきとりでは、盛り付け用調理台から実測値で平均256コピー、1月7日の検食からは実測値で平均27コピーのNV GII遺伝子が検出された(表2)。

NV GIIが検出されたふきとりおよび検食について、Nested PCRを行ったところ、盛り付け用調理台のふき取りからはPCR産物が得られたが、検食からは得られなかった。遺伝子解析は、ダイレクトシーケンス法により発症者由来8検体とふきとりの1検体について行い、8検体はすべてNV GII/4型類似株であり、ふきとりの1検体はNV GII/3型類似株であった。

調査の結果、保健所では、施設入所者においては排泄後の手洗いが不十分だったこと、職員が行った6日および7日発症者の吐物の処理において、手袋は着用していたが、塩素系消毒薬を使用しておらず、処理においても不完全であったことから、施設内においてNVが広い範囲に、しかも濃厚に拡散し、8日以降の多数の発症者の発生に繋がったものと推察した。また、施設の食事を喫食していない職員の発症が確認されたことなどから、食品を介した発症ではなく、接触感染による発症と判断した。

遺伝子解析については、発症者がNV GII/4型類似株で、盛り付け用調理台がNV GII/3型類似株であり、遺伝子型の一致がみられなかった。今シーズンは、全国の集団発生において検出されたNV遺伝子型はほとんどがGII/4型であり、盛り付け用調理台が、どのような経路により汚染されたかは不明である。現在、本事例以外の集団発生および散発事例についても解析を進めている。

青森県環境保健センター微生物部
熊谷邦彦 石川和子 三上稔之 阿部幸一
中南地域県民局地域健康福祉部保健総室(弘前保健所)
高橋優子 成田むつ子 安田準一 田鎖良樹

2020年2月14日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : 院長